Over the next half-century

海外事業が拡大 

2018.02.23

プレスリリース

~品質、納期で信頼高め~

 服地コンバーターのサンウェルの海外事業が順調に拡大している。欧米、中国への輸出に加え、タイを拠点にした東南アジア事業も認知度が高まっている。品質、納期、コストへの信頼が高まっていることを背景に、さらなる素材開発、国内と海外拠点を結んだオペレーションを進化させる。

 中国では一昨年から内販体制を強化してきたことで、数量が拡大している。中国で200マーク以上を開発して常時在庫、併せて1500マーク超の日本素材も供給する仕組みを構築した。これにより中国の中小のアパレルやEC販売を手掛けるアパレルなど、スピードを求める企業との取り組みが広がっている。特に日本素材を求めるアパレルが目立ってきており、中国輸出が拡大している。昨年夏には深センにも販売事務所を設立、上海、北京と併せて沿岸部をフォローできる体制を整え、その効果も出ている。韓国、香港への輸出も広がっている。

 欧米輸出も安定してきた。伊素材見本市のミラノウニカに出展して3年が経過した。常時在庫、即納できる機能が認知され伊、仏、米などの中小アパレルだけでなく、ラグジュアリーブランドなどとの取り組みが安定してきた。日本品質を背景にした綿や綿複合、ポリエステルなどの”サンウェル定番素材”に、加工などでひと味加えた新しい質感や表情が求められる傾向が強い。今年1月にはニューヨークでの素材展にも出展し、米国市場での本格的な拡大も目指している。

 東南アジアでは、4年を経過したサンウェル・タイランドを軸に、日系の得意先を中心にした取り組みが広がっている。一昨年からベトナムにもショールームを設置し、タイで開発した30マーク超、ベトナムで開発した約10マーク、さらに日本素材の見本帳を揃えている。ミャンマーやカンボジアなど周辺国での縫製対応も整えたことで、日系の商社やアパレルとの取り組みが急速に拡大している。

 同社は「海外現地ビジネスや輸出など、海外にからんだ事業は今後も増える」と見ている。世界で通用する品質とコスト、開発力と安定供給の精度をさらに上げる方針。人材の採用も強化し、海外事業を加速する。

(繊研新聞 平成30年2月23日)

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