Over the next half-century

サンウェル 東南アジアで服地開発と販売強める 

2018.10.04

プレスリリース

~年内にベトナム法人を設立~

 服地コンバーターのサンウェルは、東南アジアでのテキスタイル開発とストック販売を強める。タイ法人のサンウェル・タイランドが順調に推移し、日系アパレルの縫製地がある周辺国にも販路を広げてきた。ベトナムでも素材開発を拡大しており、11月に現地のショールームを再開するとともに、年内にはホーチミン市内に現地法人を設立する。タイ法人は、日系のメンズアパレル向けをメインに、PTT(ポリトリメチレンテレフタレート)繊維「ソロテックス」やポリエステルの薄地から中肉をはじめとする38マークの織物を常時在庫し、1反から販売している。無地を中心に扱い、別注でシャツ地などの先染めにも対応する。
 今年6月に設立5年が経過し、現地開発素材のストック機能が支持され、売り上げが前年比2ケタ増で推移している。特にメンズの需要が拡大し、そのうち約8割がベトナム向け。ベトナムやミャンマーなど周辺国に送る中規模ロットの製品OEM(相手先ブランドによる生産)需要も多くあり、アダルト層やロードサイド向けの上下セット、カジュアルなセットアップ物が増えている。今後はジャージーの開発にも力を入れる。
 ベトナムでは織物でポリエステル・綿やナイロン・綿を中心に、これまでに10マークを開発しており、19年春夏向けでは約20マークに広げた。法人設立を機に素材開発を強める一方でストック販売の体制を整え、周辺国での需要も取り込む。
 同社はベトナムの法人化でタイとの2拠点によるシナジーを追求し、素材開発をすみ分けながら、レディスや中国系アパレル、欧米ブランドの販路開拓も狙う。

(繊研新聞 平成30年10月4日)

お知らせの一覧に戻る