Over the next half-century

サンウェルの上海法人 中国製をグレードアップ 

2018.11.29

プレスリリース

~タイ製も中国内販へ~

 【上海支局】サンウェルの上海法人、燦日泉<上海>貿易は、中国製生地の重要性が高まる中、生地のグレードを徐々に引き上げている。2018年通年の売上高は、中国製の中国内販がけん引し、前年に比べ微増する見通し。来年は、タイ法人がコンバーティングする生地の内販にも力を入れる。
 中国製は、現地駐在暦が長い日本人社員が企画している。「ポリエステルなどの合繊や、天然素材との複合糸への引き合いが増えている」と平岡克之総経理は話す。
 今年は、日本の産地のキャパシティーが逼迫(ひっぱく)し、加工が必要な備蓄品を含め日本製の納期が長期化。内販の顧客のニーズに応えられないケースが増えている。こうした中、中国製の重要性がこれまで以上に高まっている。
 内販する生地の産地別売り上げ構成比は現在、中国製7割、日本製3割で去年から大きな変化はないが、中国製の比率が来年以降、さらに高まる可能性がある。
 地場ブランドの付加価値志向が高まる中、来年も中国製のグレードアップに引き続き取り組んでいく。「売り上げの拡大ではなく、商売の中身を充実させたい。商談のレベルも高め、顧客から期待される存在を目指したい」と言う。
 今年はタイ製の合繊生地の内販も始めた。タイ製は、自由貿易協定(FTA)により関税が免除され、価格競争力がある。この販売を来年さらに加速させたいとの考えを持つ。今月設立したベトナム法人の生地の内販も検討していく。

(繊維ニュース 平成30年11月29日)

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