Over the next half-century

麻調ポリエステル充実

2019.10.11

プレスリリース

サンウェル20年春夏
ナチュラル系を拡販

  服地コンバーターのサンウェルは20年春夏向けで、天然志向のニーズに対応し、麻の風合いにこだわったナチュラル系素材の拡販を強める。麻や麻複合とともに多機能の麻調ポリエステル「リフラクス」を充実し、レディスやメンズ、ユニフォーム市場に広げる。

リフラクスは、麻のようなナチュラル感とドライな風合いに特徴がある。洗濯機で洗えて縮みが少ないウォッシャブル性、しわになりにくくノーアイロンも可能なイージーケア性を備える。鮮やかな濃色表現も可能。チクチク感のない心地良い肌触りで、繰り返し洗っても毛羽立ちが少なく風合いが長持ちする。100%使いの無地のほか、レーヨン混でグレンチェックやマルチストライプなどの柄物も含む13マークを揃える。

 麻は、リネン100%でカラー展開を広げ、60番手で41色、40番手で35色ある。液体アンモニア加工でイージーケア性を高めたタイプも人気があり継続する。リネン複合はレーヨン混を中心に、ストレッチや先染めストライプなどを提案する。

 春夏向けでは、肌離れの良いさらりとした風合いを求める流れが定着している。そのため、麻や麻複合の需要は定番化しているが、「イージーケア性やウォッシャブル機能への引き合いが一段と活発で、ユニフォームにも広がりを見せている」という。同社は、麻や麻調合繊の充実で幅広い販路の取り込みを狙う。

(繊研新聞 令和元年10月11日)

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