Over the next half-century

服地コンバーターのサンウェル 中国・北米向け好調 ベトナムにショールーム  

2016.02.05

プレスリリース

服地コンバーターのサンウェルが、上質や短納期体制の訴求で、海外市場に攻勢をかけている。特に中国・北米では、同社の素材に評価が高まっており、輸出が順調に伸びている。現地法人発の企画や国産素材を拡充して、ASEAN(東南アジア諸国連合)や欧州など海外市場の拡大を目指す。

15年度(1月期)は、国内の苦戦やコスト増が響いたものの、素材輸出が好調に推移して、増収微減益の見込み。輸出で特に好調だったのは、中国内販向けで、トリアセテートやメード・イン・ジャパン素材が現地高級アパレルから好評だった。売り上げは前年比で倍増の勢いで、「今までにない新しいものを求める声は増えている」という。今後も国産のほか、現地法人発の企画を拡充し、販売を強化する。

2月には、新たにベトナム・ホーチミンにショールームを開設する。当面は日系企業を対象に、約1500マークの素材やOEM(相手先ブランドによる生産)機能を紹介。中国・タイの現地法人など、グループ内連携を活用した素材から製品までの一貫対応を打ち出す。

今年設立3年目を迎えるタイ現地法人では、綿やポリエステル、ウールなどの在庫素材が80マークに広がった。日系顧客のほか、現地企業との取り組みも増えており、人材の拡充も予定する。加工貿易や現地アパレル向けで日本素材も訴求しつつ、ASEAN市場の拡大を目指す。

同社は15年9月、伊素材展ミラノウニカに初出展して、欧州市場開拓に手応えを得た。小ロット・短納期体制への要望も高く、出展を継続して本格的に欧州市場を拡大する方針だ。16年度は、高付加価値素材の開発と拡販強化をテーマに掲げ、国内、アジア、欧米での販売拡大を目指す。

(繊研新聞 平成28年2月2日)

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