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[2011.11.1]
サンウェルの12年春夏素材 中国開発で130マーク=@〜現地調達、中国アパレルに対応〜
”繊研新聞 平成23年10月31日(月)”
服地コンバーターのサンウェルの中国法人、燦日泉上海貿易有限公司は12年春夏で、中国で開発した素材の約130マークを提案する。
天然薄地、水硫化、先染め、ジャージー、麻混、プリント、ストレッチ素材などの切り口で綿、麻、レーヨン、テンセル、ポリエステル、「ナイロン」などの多彩な素材を使い、100%から複合まで展開。レースやバイオ、コーティング、トップ糸使いなど糸の変化や後加工も駆使して、トレンドを加味したサンウェル定番を開発。水硫化では液状染料を用いてベースの生地を劣化させない方法を導入するなど、「日本品質に見合ったレベルの高い素材」で構成した。日本アパレルの現地調達、中国アパレルへの販売を積極的に展開する。全て上海に常時在庫し、カット見本は1bから、現反は1反から販売、即日発送の仕組みで対応。上海の自社縫製工場をベースにすべてOEM(相手先ブランドによる生産)でも対応する。
この間、中国開発の素地を増やしてきたこともあって、同社の売り上げは毎年2ケタ増で推移し、日本だけでなく中国アパレルとの取り組みが大幅に拡大しつつある。今後、現地開発素材を増やしながら、中国現地ビジネスを拡大する。