SUNWELL co.,LTD

プレスリリース

プレスリリース詳細

[2015.02.10]
「オニベジ」「ディーゴ」 小松精練と組み秋冬から販売   繊研新聞 平成27年2月10日(火)

 服地コンバーターのサンウェルは15〜16年秋冬向けで、小松精練が開発した天然染料と化学染料を組み合わせて染色した
合繊素材「オニベジ」と「ディーゴ」を常時在庫し、販売を始める。またパンツ向けやカットソーのバリエーションも拡大する。
 オニベジはたまねぎの外皮成分「ケルセチン」をベースに、くちなしやラックなどの天然染料と化学染料を組み合わせて
ナイロン生地に着色したもの。サンウェルはナイロンのタフタとオックスで12色を開発、服地だけでなく、バッグなどのファッション
グッズにも対応する。今のところサンウェルでしか販売されない。
 ディーゴはインディゴ染めの合繊素材。藍と化学染料のハイブリッド技術により、深みとやさしさを持った藍色シリーズで、
ナイロンのタフタとオックスで販売を開始する。
 パンツ向けとして強化するのはポリエステル・レーヨン混のストレッチ。ポリウレタンを入れ込んだツーウエーストレッチを
ベースに、両面起毛やストライプ、チェック柄などを無地と合わせて40マーク以上を展開する。パンツに加えジャッケットも視野に
入れ、レディスとメンズ市場に拡販する。
 カットソーでは超長綿や抗ピルレーヨン、ウール混など、原料やトップ染め、機能性などにこだわった糸使いが中心。
無地、先染め、ジャガード、両面選針など多彩な表面変化のあるものを100マーク以上開発、ヤングからミセスまで幅広い市場に
販売する。
 ウール使いも前シーズンより多彩な表情の素材を開発する計画だ。全て常時在庫、即納体制で臨む。要望があればアパレル
OEM(相手先ブランドによる生産)にも対応する。