Over the next half-century

サンウェル ユニフォーム開拓が進展

2019.04.22

プレスリリース

~小口・即納需要取り込んで~

 サンウェルのユニフォーム分野開拓が徐々に進展している。強みである多品種・小ロット・短納期機能が同分野の顧客にも浸透しつつあり、今後も生地開発と提案を強めて需要の取り組みを狙う。
 同社がユニフォーム分野の開拓を本格化したのは昨年から。それまでも同分野への生地販売実績はあったが、それは主体的な開発、提案によるものではなかった。昨年9月の個展で同分野向けの専用コーナーを設けて本格展開をスタート。投入する生地は衣料向けからの流用と専用に開発したものの両方がある。
 ターゲットは主にサービスユニフォーム。「別注の大口案件は先行企業がたくさんいる」とし、小規模飲食店など小口向けを狙う。生地の備蓄機能に、衣料向けで培ってきたトレンド提案を加えて「おしゃれなサービスユニフォーム」の需要を取り込み、各種機能素材の開発、提案に力を入れてカジュアルワーキング系の需要にも対応する。
 このほど開催した19秋冬向けの個展でも専用コーナーを設けて訴訟し、来場者から好評だった。同シーズン以降拡販を狙う、ウール調ポリエステルの自社生地ブランド「ラナテック」や、帝人フロンティアのポリトリメチレン・テレフタレート(PTT)繊維「ソロテックス」使いの生地も機能性に優れた生地としてユニフォームでの採用増を目指す。

(繊維ニュース 平成31年4月22日)

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