中国製先染め織物の日本窓口に

～聯発集団と提携～

　サンウェルはこのほど、中国最大級の繊維グループである聯発集団（上海市）と提携し、その傘下のジェームスファブリックの先染め織物を日本に販売する取り組みを始めた。

　同社は以前から、聯発集団と共同で生地開発などを進めてきた。多様化する日本の顧客ニーズに対応するため、20春夏からジェームスファブリックの先染め織物を日本向けに販売する代理店契約を結んだ。

　当初展開生地は65品番・300配色で、全てジェームスファブリックが備蓄するもの。今後も取り扱い生地を増やしていく。

　同社は、播州織産地など国内産地企業と連携して先染め織物を企画販売しており、今回の聯発集団との提携以降も「同時に日本の産地との取り組みをさらに強化していく」と言う。

（繊維ニュース 令和元年5月27日）