Over the next half-century

20~21年秋冬、服地コンバーターのアパレルへの提案

2019.10.21

プレスリリース

2020~21年秋冬シーズンに向けた婦人服市場活性化の原動力となりうる素材に期待が寄せられています。
そうした中、婦人服地卸の独創的な素材開発、意匠力が求められています。
有力各社の20~21年秋冬、アパレルへの提案を聞きました。


ニュアンス感のあるシンプルさとクラシックのアップデート

テキスタイル商品企画室 課長 土井 千鶴

 シンプルとクラシックという一見相反する内容のキーワードですが、根底には消費者の求めるモノに対する「安心感」があります。大量消費の時代はおわり、質感が良く長期間使えるモノや長く人々に愛され続けているモノに「安心感」を感じます。
 シンプルでありながら工夫された機能や表面感、そしてアップデートされた風合いと軽やかさ、一方で古いクローゼットを覗いた様なアーカイブチェックや、使い込まれ少し毛羽だったような懐かしさを感じる表現で生活を彩り人々に寄り添うモノを提案します。

(繊研新聞 令和元年10月21日)

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