Over the next half-century

第43回 全国服地ランキング 有力服地卸「わが社の主張」

2020.08.24

プレスリリース

~独自の仕組みでこれからの市場を創る服地卸~

 マーケットの脱・同質化が求められる中で、世界の素材と対峙し得る高品質・高感度の素材開発や、安定的かつクイックな素材供給、市場を創造・リードする適切な企画構成や情報発信など、各社各様の独自性の中に服地卸の存在意義があるといえます。そうした独創性や持ち味を充実・強化するための重点チャンネルの設定や新たなネットワークづくり、人材育成などの取り組みも始まっています。こうした中、有力服地卸に素材開発やネットワーク構築、人材育成など、「これからの市場創造」のテーマで主張を聞きました。

サンウェル
上席執行役員 テキスタイル販売第一事業部長
安永徹三氏

想いを“生”かす、豊かな“地”球へ。

 新しい生活様式の実践とともに、消費者の価値観も変化しています。例えば、在宅勤務の増加にともない自宅からオフィス、プライベートまで広く活用できる2マイルウェアが注目されるなど、現実的なニーズに合わせた商品開発を進めています。よりグローバルな視点では、過剰在庫が問題視されている現在、大量生産ではなく適量をタイムリーに供給できるよう、国内はもとより海外現地法人を含めたグループ全体の機能を相互に活かし、安定したクイックデリバリー体制を構築しています。また、近年特に顕著な気候変動への対応等、SDGsの推進をはじめ業界全体で取り組むべき課題解決に向け、リサイクルやオーガニック、フェアトレード等を意識した経済的成長・活性化と包摂的社会活動の両立を目指しています。

(令和2年8月24日 繊研新聞)

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