2021.10.20
プレスリリース
「当社も含め、まだまだ薄っぺらい」と話すのはサンウェルの今泉治朗社長。薄っぺらいのは、日本の繊維業界のSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み方。「日本に浸透してくるのはまだまだ先」と業界関係者が口をそろえていた持続可能性への意識だが、ここ1年ほどで急激に広がっているのは周知の通りだ。しかし今泉氏は、「付け焼刃の感は否めない」と指摘。筆者も同意する。ただ、薄っぺらくてもつけ焼刃でも、やらないよりはいい。同社も今後の重点方針にエコだけにはとどまらない「本気のSGDs」を掲げている。
(繊維ニュース 2021年10月20日)