Over the next half-century

サンウェルのサステイナブルブランド

2022.03.02

プレスリリース

~エコに機能など付加価値をプラス~

 サンウェルは、リサイクル化合繊などサステイナブル(持続可能)素材ブランドのバリエーションを拡充している。サステイナブル比率も高まっており、企業としてSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を強めていく。
 リサイクルナイロン使いの「Re;CONHny」(リコンフィー)は、ファッションからアウトドアまで広がり、受注が好調。小松マテーレの廃棄されるタマネギの皮を使った染色「オニベジ」を採用したタイプも開発し、2品番各10色を用意。衣料に加え雑貨用途も見込む。
 オーガニックコットン使いの「CO.Organics」(コードットオーガニックス)も、無地と先染め織物、ジャージー、プリントと70品番を用意。下げ札の出荷枚数が約4カ月で1万5000枚と伸び、同社が賛同・参加している綿産地での危険な児童労働から子どもを守り、就学を目的とした「ピースインドプロジェクト」に下げ札の収益の一部が寄付される仕組みだ。
 使用済み繊維廃棄物を再利用した糸を用いたストレッチ素材「RE;NAPES」(レナペス)は、ゴルフブランド中心に採用が拡大。スポーツからアウトドア、ユニフォームまで対応する汎用性があり、機能とエコの両立が評価された。
 春夏ではリサイクルポリエステルを用いた麻調合繊「リフラクス・エコ」も提案。ストレッチタイプや交織物の動きがよく、イージーケアや吸水速乾といった機能も特徴だ。
 障害者自立支援として、パラリンアートの図案を購入しプリントに採用する取り組みも引き続き実施、関心が高まっている。

(2022年3月2日 繊研新聞)

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