Over the next half-century

新規用途開拓に力

2023.07.06

プレスリリース

基幹システム“温故刷新”

  生地商社のサンウェル(大阪市中央区)は主力の生地販売で、ユニフォームなど新規用途開拓に改めて力を入れるとともに、新型コロナウイルス禍からの反転を期して提案を加速する。
  提案強化の一環として、商談会や展示会を積極化する。24春夏向けでは、8月初旬に東京で、主要顧客を招いた商談会を実施し、9月には総合展を東西で開く。東京展が東京都渋谷区のウィズ原宿で13、14日、大阪展が大阪市中央区のサンライズビルで21、22日。
  今泉治朗社長によれば、直近の商況は「全体としてコロナ禍の底と比べて徐々に回復傾向にある」が、商談会や総合展でさらに弾みをつけたい考えだ。
  ファッションアパレル向けや雑貨向け、切り売り向けといった既存の生地販売先だけでなく、新規用途開拓にも引き続き注力する。その筆頭として挙げていたユニフォーム向けは、サービスユニフォーム系を中心に順調に伸びており、今後も小口・短納期機能を強みに伸ばす。ユニフォーム以外の新規用途開拓も狙う。
  製品OEM事業や自社製品ブランドも回復基調にあり、自社ブランドではインフルエンサーとの協業も進んでいるという。
  基幹システムの刷新にも取り組む。テーマを「温故刷新」とし、デジタル技術で企業を変革するDXを活用しながら、2年ほどかけて業務効率化体制を構築していく。

 

(2023年7月5日 繊維ニュース)
 

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