2024.05.01
プレスリリース
3Dモデリングを体験
生地商社のサンウェル(大阪市中央区)は新型コロナウイルス禍前に3回出展し、新規顧客の獲得につなげた。数年ぶりの出展となる今回展でも、2千品番・2万色という多彩な備蓄の中から選りすぐりの生地を披露する。
天日干し風のナチュラルでリラックス感のあるポリエステル100%サテンや、膨らみのあるタスラン糸を使うことで合繊でありながら天然繊維のような表情に仕上げたやや肉厚なナイロン100%生地などを打ち出す。前者は短納期対応「おまたせしま10」が可能な商品。
同社はSDGs(持続可能な開発目標)活動の一環として、3Dモデリングに力を入れている。見本などを3Dで製作することで繊維廃棄物が削減できる。今回展では、デジタル化した400品番の生地から作る3D製品をバーチャル上で試着できる体験型のブースを用意する。
独自のネット通販サイト「サンウェルネット」もアピールする。在庫情報や単価の確認、出荷手配、生地データの確認などが簡単にできる点を訴求し、登録者数拡大を狙う。
(2024年5月1日 繊維ニュース)