Over the next half-century

サンウェルの中国法人~客先訪問頻度の増加へ~

2025.07.16

プレスリリース

華南エリアは増員

 【上海支局】サンウェルの中国法人、燦日泉〈上海〉貿易は2025年下半期、客先訪問の頻度を増やす。売り上げを拡大中の華南エリアでは、営業スタッフを増員する。これらによって、業績の挽回を図る。

 25年上半期の業績は、上海や杭州などのエリアでネット通販ブランド向けが伸び悩み、芳しくなかった。「価格要求が厳しくなっている。リピートオーダーも以前に比べ減っている」と安富哲総経理は話す。

 そのため、出張を含め、客先を訪問する機会を増やしていく。中でも力が入るのが華南エリアだ。24年12月に広東省深センに営業拠点を設け、顧客の新規開拓を強化した。その成果で、今年上半期は売り上げを伸ばした。開拓にさらに弾みをつけるため、下半期は営業スタッフを増員する。

 同社は、中国製備蓄品とバイオーダー品、日本製備蓄品の中国内販を手掛ける。生産地別構成比は金額ベースで中国製が8割、日本製が2割。中国製の多くを備蓄品が占める。顧客の短納期・小ロットのニーズに応えるため、近年は合繊混の織物の現地開発に力を入れている。

(2025年7月16日 繊維ニュース)

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