
2026.02.17
プレスリリース
25年業績はほぼ横ばい
【上海支局】サンウェルの中国法人、燦日泉〈上海〉貿易の2025年12月期業績は、前年比でほぼ横ばいとなった。中国景気の減速により、主力の電子商取引(EC)ブランド向けが失速するなど厳しい市況だったが、営業強化やスポーツ分野の新規開拓によってカバーした。
25年は、ECブランドの苦戦が顕著だった。ライブコマースの拡大などを背景に返品率が悪化し、返品対応に伴うコスト増がブランド側の経営を圧迫したとみられる。
一方、価格競争に巻き込まれず、接客やブランド価値を重視する中堅規模の実店舗型ブランド向けが、堅実に推移した。
商品面では、数年続いた合繊素材のブームが一服し、天然繊維や天然繊維ライクな素材へのニーズが戻ってきた。
備蓄品の生産地別構成比は中国製8割、日本製2割と大きな変化はなかった。高級ゾーンにおいて、品質と信頼性を求める層からの日本製への支持は根強い。
新たな販路開拓として、ファッション向けで培ったノウハウを生かし、スポーツやアウトドア分野での採用実績も少しずつ積み上がってきた。
重点エリアの華南市場では、下半期に深セン拠点の営業スタッフを出張者含め3人に増員した。期待したほどの大きな伸びではないものの、着実な深耕が進んでいる。
26年は、これまでの準備期間を経てスタートした各施策のギアを一段上げることで、増収増益を目指す方針だ。
(繊維ニュース 2026年2月17日)